ソシラボ風雲録~鈴木ゆかこさん編~
すっきり!さっぱり!しっかり!三拍子そろった集客ライターの鈴木ゆかこさん
個人で事業を起こすとき、HPや Web について避けて通るわけには行きません。そんな時の力強い味方が集客ライターの鈴木ゆかこさん。「SEO のゆっかさん」と言った方がおなじみかもしれません。そう、ゆっかさんは、 流れるように変化しているひと。そんな集客ライターの鈴木ゆかこさんにお話を聞いてみました。
ゆっかさんのこれまで
元々は専業主婦。子育てに邁進していました。子育てサークルを立ち上げたり、 公園遊びのボランティアに参加したり。そのうち末の子の幼稚園入園が近づいてきて、日中子どもがいない時間、自分は一体何をしていたらいいんだろうって思って。ヒマになる、じゃあ家事をしよう、という発想はありませんでした!周りには自営業のお母さんが多かったので、何か自分のための仕事をしようと考え、癒し系コンテンツ、ヨーガインストラクターやカードリーディングのイベントに出たりしていました。それからしばらくは我ながら迷走の時代で、カウンセリングを受けたり、心の問題を解きほぐしてみたり。 その時に自分の鎧が取れたような気がします。ちょうどそのタイミングで、ある女性事業家さんからブログでの集客を頼まれて、それが今の仕事の原点になりました。そして、思いがけなく転勤族になってしまい、 今仙台に住んでいます。
ゆっかさんのお仕事
初めて集客ライターとしての仕事を下さった方は、あれこれ指示をするのではなくて、かなり私の自由にやらせてくれたので、策を練って勉強して、そこのHPで SEOについていわば一種の運用実験をさせてもらったような感じでした。 おかげで、以前ソシラボで行なっていた SEO 相談会でお話ししているような知識や基礎をつけることができたんです。
SEO が分かる人だからHPについてもよく分かっているに違いないと思われるのかな? 最近はHPの作成やブログの作成全般についてご依頼をいただくことが多くなりました。
ゆっかさんのやり方
依頼をして下さるお客様が「ゆっかさんに依頼したい」と思ってくださったということは、必ずその方の求めるものが作れるはずだ、と自分の可能性を広げる気持ちで仕事にあたっています。
お客様にたくさん話を聞くことが大事だと考えています。マーケティングについて。ターゲットについて。情報をとにかく引き出して整理します。その過程で、お客様自身が気が付いていなかったご自分の売りが分かってくる。自分で気づいてないことに気づくことができるんですね。 ブログの記事などを書かせて頂く時も、そこから導き出したことから、何を伝えたいのか計算して書いています。それが私のお客様に与えられるメリットだと考えています。
ゆっかさんとソシラボ
ソシラボに初めて来たのは昨年2018年の秋。その頃に、比較的狭い世界で行なってきた自分の仕事のやり方を変えようと思って、もっと外に出ようと思ったんです。ちょうど仙台に引っ越して1年ほど。たまたま知ったソシラボのランチ会に参加。そこで出会ったのが、前回のソシラボ風雲録Vo.2にも紹介されている画家の白川美紀さんでした。彼女が私の”HP検索のキーワードサービス”に申し込んでくれたんです。そして、ソシラボでSEO対策無料相談会をやったらいいんじゃない、という提案をもらいました。起業初期の女性向けの SEO 対策無料相談会はご好評いただき、人間関係も大きく広がって、今まで会えなかった人にも会えたりしました。河北新報にも載ったバーチャル同僚会(フリーランスのための異業種交流会)もこの相談会が開催のきっかけになりました。
ゆっかさんのこれから
私、今欲がないんです。自分が楽しいなと思うことに向かって、流れに乗ってここに辿り着いた感じがするので、自分でガツガツしたものを持っているかと言うとそうじゃないんです。 あ、バーチャル同僚会はもっと盛り上げていきたいですね。バーチャル同僚会の目的?特にないです。むしろ趣味です。 子育てに邁進していた頃も子育てサークルを作りましたし、コミュニティを作るのが好きなんですね。 たぶん私女性のコミュニティを回していくの
が上手いんです。発起人にはなるけれど自分がリーダーにはならないことが鉄則。そうすると自然にみんながみんなのために、ご自分のできることでコミュニティを動かしていくようになります。以前住んでいたところで作った子育てサークルも、私が引っ越した後も、そのまま仲良く運営しています。バーチャル同僚会については、初めから「営業はしないでね」「なかまづくりだよ」などとポリシーをはっきりさせているので、スムーズに進んでいるように思います。仕事にも繋がってきちゃうんですけど、やっぱりコンセプトって大事ですよね。
ゆっかさんに会いたい!
え!そんな声あるんですか?是非バーチャル同僚会に来てください(笑) どなたでもきてくれて大丈夫です。他には長町でやっている「おりざの食卓」という子ども食堂でボランティアをやっているので、そこで一緒にご飯を食べましょう。ボランティアといっても実は自分のためにやってるようなもので、転勤族としてよそ者の顔で生きるのは嫌だなっていう思いがあるんです。 とにかく全部が「やるなら楽しいほうがいい」という気持ちからなんですよね!
悦子’s eye
「バーチャル同僚会」実は自分がやりたかったんです。でもなかなかスピーディーにできなかった。それをサクサクとやったのがすごいなと思っています。お話がとっても勉強になる。もっと勉強させてもらいたいと思っています。転勤族の人がソシラボから活動や世界を広げて行った、一つの素晴らしいケースなので、もっともっとお話を聞いてみたい人です。
(取材した日:2019年10月18日)
次回は、コンピューターセキュリティのプロ、小笠 貴晴 さん の登場です。
お楽しみに!
取材・文 : 吉田 由香 さん(ライター/行政書士)
写真・レイアウト : 田中 由美 (ソシラボ スタッフ)